2026.9.29
壁掛けデジタルサイネージとは?設置に適した壁面・補強工事と選び方を解説
店舗や施設にデジタルサイネージを導入する際は、ディスプレイの性能だけでなく、どこにどのような形で設置するかも重要です。
壁掛けのデジタルサイネージは、床面のスペースを使わずに設置できるため、店舗や施設で選ばれる設置形態の一つです。
壁掛けで設置する場合は、壁の状態やディスプレイの大きさ・重量など、設置環境に応じて確認しておきたい点があります。
本記事では、壁掛けデジタルサイネージの特徴やメリット、適した店舗・施設、設置前に確認したいポイントについて解説します。
- インデックス
- 壁掛けデジタルサイネージとは?特徴と適した設置場所
- └壁掛けデジタルサイネージの特徴
- └壁掛けにするメリット
- └壁掛けが適している店舗・施設
- デジタルサイネージを壁掛けするときに確認したいポイント
- └壁の材質・強度とディスプレイの重量を確認する
- └電源・配線・メンテナンス方法も事前に確認する
- 壁掛け・スタンドなど設置環境に合った方法を選ぼう
- └壁掛け・スタンド・天吊りは設置場所に合わせて選ぶ
- └屋外や店頭ではスタンド型も選択肢になる
- └機器選定から設置・運用までまとめて相談する
- まとめ
壁掛けデジタルサイネージとは?特徴と適した設置場所
壁掛けデジタルサイネージは、ディスプレイを壁面に取り付けて使用するタイプのデジタルサイネージです。
床置きのスタンド型とは設置条件が異なり、壁の状態やディスプレイの大きさ、見る人の位置なども考慮する必要があります。
壁掛けならではの特徴やメリット、適した店舗・施設について整理します。
壁掛けデジタルサイネージの特徴
壁掛けデジタルサイネージは、専用の金具などを用いてディスプレイを壁面に取り付ける設置形態です。
紙のポスターやメニューボードを掲示していた場所を含め、既存の壁面スペースを活用できる点も壁掛けの特徴です。
設置する高さや向きは、利用する機器や店舗・施設のレイアウトを踏まえて検討する必要があります。
立った状態で見る場所か、待合スペースのように座った状態で見る場所かによって、適した設置位置も異なります。
また、壁掛けを検討する際は、ディスプレイだけでなく壁面の状態も確認する必要があります。
壁の構造や機器の重量によって設置条件が異なるため、事前に施工可否を確認しておくことが大切です。
壁掛けにするメリット
壁掛けのメリットの一つは、ディスプレイを設置するために床面のスペースを使わないことです。
商品棚やテーブルなどの配置に影響を与えにくく、限られた空間でも導入を検討できます。
また、床置きのスタンドや脚部がないため、通路や店内動線への影響を抑えることができ、空間全体をすっきり見せやすくなる点も特徴です。
既存の什器や設備との干渉を抑えながら、空いている壁面を設置スペースとして有効活用しやすくなります。
さらに、壁掛けは定位置で使用する設置形態のため、同じ場所から継続的に案内や情報を発信したい場合にも適しています。
限られたスペースの中でも、床面を圧迫せずに情報発信の場所を確保しやすくなる点が壁掛けの強みです。
壁掛けが適している店舗・施設
壁掛けデジタルサイネージは、来店者や利用者が一定の場所で情報を見る店舗・施設や、決まった位置から継続的に案内を行いたい場所に適しています。
飲食店ではレジ付近や注文カウンターでのメニュー表示、小売店では売場での商品案内、美容室では受付や施術スペースでのメニュー・キャンペーン案内などが挙げられます。
医療機関や各種施設では、受付や待合スペースでのお知らせ、利用案内などにも活用できます。
このように、見る人の位置や情報を表示する場所がある程度決まっている環境では、壁掛けの特徴を活かせます。
店舗や施設ごとの利用シーンを踏まえ、誰がどの位置から見るのかを整理したうえで設置場所を検討することが大切です。
関連記事:飲食店向けデジタルサイネージ導入メリットと選び方を解説!
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デジタルサイネージを壁掛けするときに確認したいポイント
壁掛けで安全かつ適切に設置するためには、壁面の状態や機器の重量、電源・配線など複数の条件を確認する必要があります。
設置後の利用やメンテナンスまで見据えて計画することで、店舗や施設の環境に合った設置形態を検討できます。
壁の材質・強度とディスプレイの重量を確認する
壁掛けデジタルサイネージを設置する際は、壁の材質や構造と、取り付けるディスプレイの重量を確認する必要があります。
壁面に十分な強度がない場合、そのまま機器を固定できないため注意が必要です。
壁の材質や下地の状態、補強の有無によって設置条件は異なります。壁掛けディスプレイの取り付けには、ディスプレイ側の背面ネジ穴の間隔を国際規格化した「VESA規格(Video Electronics Standards Association規格)」に対応した金具を用いるのが一般的で、事前にディスプレイと金具双方の規格が一致しているかも確認が必要です。また、店舗や施設でよく用いられる石膏ボードの壁は、単体では重量物を支える強度が不足しやすく、内部の間柱やLGS(軽量鉄骨)下地に金具を固定するか、合板等による補強工事を行ったうえで設置するのが一般的です。
また、ディスプレイが大型になるほど重量も増えるため、壁面や取り付け部分にはより慎重な確認が必要です。
見た目だけで設置できるかを判断することは難しいため、設置前に専門業者へ壁面の状態や施工可否を確認しておくと安心です。
壁の構造や下地の状態によっては、補強工事が必要になる場合もあります。
関連記事:デジタルサイネージのサイズはどう決める?選び方と注意点を解説します。
電源・配線・メンテナンス方法も事前に確認する
ディスプレイの設置位置を決める際は、電源や配線についても併せて確認しておく必要があります。
設置場所の近くに電源を確保できるか、ケーブルをどのように通すかによって、必要な施工内容が変わる場合があります。
また、壁掛けでは配線が露出すると、店舗や施設の見た目に影響することがあります。
電源の位置やケーブルの経路を事前に確認し、機器の設置形態と併せて検討することが大切です。
| 確認項目 | 主な確認内容 | 確認の目的 |
|---|---|---|
| 壁の材質・構造 | 壁の種類、下地や補強の有無 | ディスプレイを固定できる状態か確認するため |
| ディスプレイの重量 | 本体や壁掛け金具を含めた重量 | 壁面や金具に必要な条件を確認するため |
| 設置位置 | 見る人の目線、視認距離、周辺の什器 | 情報を確認できる位置に設置するため |
| 電源・配線 | コンセントの位置、ケーブルを通す経路 | 設置後の配線方法まで含めて計画するため |
| メンテナンス | 点検・交換時の作業スペース | 導入後の保守作業に対応できるようにするため |
設置後の点検や機器交換も想定し、メンテナンス時に作業できる位置かどうかを確認しておきましょう。
高い位置や周囲に什器がある場所では作業に影響する場合もあるため、導入後の保守まで見据えて設置位置を決めることが重要です。
壁掛け・スタンドなど設置環境に合った方法を選ぼう
デジタルサイネージには、壁掛けのほか、スタンド型や天吊りなど複数の設置形態があります。
適した方法は、設置スペースや利用目的、見る人の位置、屋内・屋外といった環境によって異なります。
それぞれの特徴を把握し、店舗や施設の条件に合った方法を選ぶことが大切です。
壁掛け・スタンド・天吊りは設置場所に合わせて選ぶ
壁掛けは店内の壁面に設置するため、床面のスペースを使わずに活用したい場合に適した設置形態です。
一方、壁への固定が適さない場所では、床に設置するスタンド型や天井から吊り下げる天吊りが選択肢になります。
スタンド型は床面に設置するため、壁の状態に左右されない点が特徴です。
製品によっては移動できるものもあり、レイアウト変更や設置場所の見直しを想定している店舗にも適しています。
天吊りは、壁面や床面のスペースを確保しにくい場所で検討される設置形態です。
| 設置形態 | 主な特徴 | 検討される場所・ケース | 確認ポイント |
|---|---|---|---|
| 壁掛け | 壁面にディスプレイを固定する | 店内の壁面を活用したい場合、床面を広く使いたい場所 | 壁の強度、機器の重量、配線 |
| スタンド | 床面に機器を設置する | 壁面への固定が適さない場所、設置位置の変更を想定する場合 | 設置スペース、転倒対策、製品の使用環境 |
| 天吊り | 天井からディスプレイを吊り下げる | 壁面や床面を使用しにくい場所 | 天井の構造、機器の重量、設置位置 |
どの設置形態が適しているかは、設置スペースだけでなく、情報を見てもらいたい位置や店舗内の動線も含めて判断する必要があります。
また、機器のサイズや重量、建物の構造によって施工条件は異なるため、実際の設置環境を踏まえて選定することが重要です。
屋外や店頭ではスタンド型も選択肢になる
店舗の入口付近や屋外など、壁面を使わずに設置したい場所では、スタンド型のデジタルサイネージが選択肢になります。
設置できる壁面がない場合や、営業時間に合わせて機器を移動させたい場合にも適しています。
USEN MEDIA PROMOTIONでは、屋外用のスタンド型デジタルサイネージ「USEN STAND SIGN」を提供しています。
32インチのディスプレイを採用し、1,300カンデラ(cd/㎡)以上の高輝度パネル、IP54相当の防塵・防水性能を備えています。IP54は、粉じんの侵入を一定程度防ぐ防塵性能と、あらゆる方向からの水しぶきに耐える防水性能を示す等級で、雨天時の使用を想定した設計です(ただし水没や高圧洗浄への耐性を示すものではありません)。
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また、背面にはハンドル、下部にはキャスターが設けられており、移動を想定した仕様です。
店内では壁掛け、店頭ではスタンド型など、設置場所や利用シーンに合わせて適した設置形態を選ぶことが大切です。
屋外で使用する場合は、防塵・防水性能をはじめ、設置予定の環境に対応した仕様かどうかを事前に確認しましょう。
機器選定から設置・運用までまとめて相談する
デジタルサイネージの導入では、ディスプレイのサイズや設置形態だけでなく、設置場所の状態、電源や配線、表示するコンテンツ、導入後の更新方法なども併せて検討する必要があります。
機器だけを先に決めてしまうと、設置条件やその後の運用と合わない場合もあるため、導入前に全体像を整理しておくことが大切です。
USEN MEDIA PROMOTIONでは、デジタルサイネージの機器選定や導入、コンテンツ制作、運用などについてご相談いただけます。
また、「USEN STAND SIGN」のレンタルプランでは、配送・設置・保守・撤去対応を含む内容をご用意しています。
設置形態を決める際は、現在の店舗環境だけでなく、どのような情報を発信し、導入後にどのように運用するのかまで考えることが重要です。
壁掛け・スタンド・天吊りのどれが自店舗や施設に適しているか迷う場合は、設置環境や利用目的とあわせてご相談ください。
店舗や施設の状況を踏まえ、機器選定から設置、運用までご提案します。
関連記事:デジタルサイネージの価格相場を徹底解説!初期費用と運用についても紹介!
まとめ
壁掛けデジタルサイネージは、床面のスペースを使わずに導入できる設置形態の一つです。
一方で、壁の材質や強度、ディスプレイの重量、設置位置、配線など、導入前に確認すべき点は少なくありません。
また、設置環境によっては、スタンド型や天吊りが適している場合もあります。
設置形態は、店舗や施設のレイアウトだけでなく、表示内容や運用方法まで含めて検討することが重要です。
自店舗や施設に適した機器や設置形態の判断に迷う場合は、設置環境や利用目的とあわせて、ぜひUSEN MEDIA PROMOTIONへご相談ください。




