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2026.8.31

電子POPとは?種類やメリット・デメリット、選び方を解説

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AIで生成した画像です

商品の魅力を効果的に伝えられずお悩みの販促ご担当者様に向けて、電子POPの基礎知識やデジタルサイネージとの違い、導入するメリット・デメリットを解説します。

この記事では電子POPの種類や特徴を体系的に解説しており、自店舗の売り場に最適な機器の選び方が分かります。

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インデックス
電子POPとは
電子POPの主な種類
電子POPを店舗に導入するメリット
電子POPを店舗に導入するデメリット
店舗に最適な電子POPを選ぶポイント
まとめ

電子POPとは

商品の売り場で新しい販促手法の1つとして電子POPがあります。従来の紙による掲示物からデジタルへと移行することで、売り場の雰囲気は大きく変わるのではないでしょうか。
ここでは、電子POPの基本的な定義や、よく似た用語との違いについて詳しく説明します。

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電子POPの定義と役割

電子POPとは、小型の液晶ディスプレイを用いて画像や動画、音声で商品情報を発信する店頭販促ツールを指します。紙のPOP広告をデジタル化したものと捉えると分かりやすいかもしれません。

売り場の陳列棚やレジ横など、お客様が商品を手に取るすぐそばに設置し、購買意欲を後押しする役割が期待されています。動画を流すことで商品の使用イメージを直感的に伝えられるため、文字だけでは伝わりにくい魅力もスムーズに届けやすくなります。

省スペースで設置できる機種が多く、限られた売り場を有効活用しながら情報を届けられるのは大きな特徴といえます。

デジタルサイネージとの違い

電子POPと似た言葉として、デジタルサイネージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実は、電子POPはデジタルサイネージの一種(小型サイネージ)に分類されます。

一般的にデジタルサイネージは大型のディスプレイを使用し、通路を歩く不特定多数の方に向けて、店舗への誘導や大まかな情報を伝えるために活用される傾向にあります。一方で、電子POPは7インチから15インチ程度の小型画面が主流であり、特定の商品の前にいるお客様に向けて、ピンポイントで商品の魅力を伝え、最終的な購買(POP=Point of Purchase)を後押しすることに適しています。近年では、商品棚の縁に設置できる「バー型(横長型)モニター」などのバリエーションも増えています。目的とターゲット層が異なるため、売り場づくりにおいては両者を適切に使い分けることが重要です。

項目 電子POP デジタルサイネージ
画面サイズ 小型(7〜15インチ程度) 大型(32インチ以上が主流)
ターゲット 特定の商品を見ている顧客 通路を歩く不特定多数の通行人
目的 商品の詳細な訴求と購買の後押し 店舗への誘導や広範囲な情報発信
設置場所 商品棚やレジ横などの接客スペース 店頭や通路、ビルの壁面などの空間

【関連記事】デジタルサイネージとは? 得られる効果や活用事例を徹底解説!|株式会社USEN MEDIA PROMOTION

電子POPの主な種類

電子POPを導入するにあたり、どのような種類があるのでしょうか。店舗の規模や運用方法によって適した機器は異なる場合があるため、まずはどのような選択肢があるのかを把握しておくことが大切だといえます。

ここでは、画面サイズと情報の更新方法という二つの観点から種類を分類して解説します。

画面サイズによる違い

電子POPは、設置する場所や見せたいコンテンツに合わせてさまざまなサイズが用意されています。

7インチ前後の小型モデルは、商品棚の隙間やレジ横といった狭いスペースに置きやすく、化粧品や日用品の細かい説明に向いていると考えられます。

10インチから15インチ程度の中型モデルは、エンド陳列と呼ばれる通路側の目立つ棚や、家電量販店の体験コーナーなどでよく活用されます。少し離れた場所からでも画面の動きが分かりやすいため、新商品のキャンペーンなどで注目を集めたい場合に適しています。

自店舗のどこに置くのかを具体的に想像しながら、邪魔にならずかつ視認性の高いサイズを選ぶのがおすすめです。

コンテンツの更新方法による違い

電子POPに表示する画像や動画をどのように入れ替えるかによっても、種類が大きく分かれます。

一つ目は、USBメモリやSDカードを機器に直接挿し込んでデータを読み込ませるスタンドアロン型です。インターネット環境がなくてもすぐに使い始められるため、小規模な店舗や単発のイベントで手軽に導入したい場合に重宝します。しかし、店舗数が増えると「SDカードの紛失リスク」や「スタッフが更新を忘れて古い情報が流れ続ける人的ミス」が起こりやすい点には注意が必要です。

二つ目は、Wi-Fiなどを通じてネットワークに接続し、パソコンから遠隔でデータを書き換えるクラウド型です。複数店舗を展開している企業が、本部から一斉に最新のキャンペーン情報を配信したいときに非常に便利です。

店舗の通信環境や、情報の更新頻度に合わせて適切なタイプを見極める必要があります。

種類 更新方法の特徴 適しているケース
スタンドアロン型 機器本体にSDカードやUSBメモリを挿して直接更新する ネット環境がない店舗や、手軽に導入したい小規模店舗
クラウド型 インターネット経由で遠隔からデータを一括更新する 複数店舗の情報を本部で管理したい企業や、更新頻度が高い店舗

【関連記事】小型デジタルサイネージの選び方!メリット・デメリットと事例を解説|株式会社USEN MEDIA PROMOTION

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電子POPを店舗に導入するメリット

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紙のPOPから電子POPに切り替えることで、現場の業務や売上にどのような良い影響があるのか知りたい方も多いでしょう。新しい機器を取り入れる以上、明確な恩恵を感じたいと考えるのは自然なことです。

ここからは、店舗に電子POPを導入することで得られる具体的なメリットを三つ紹介します。

動画や音声により顧客への訴求力が向上する

電子POPの強みは、動きと音を使って顧客の視線を惹きつけられる点にあります。

文字と静止画だけの紙媒体では、商品の使い方や調理の工程、実際の稼働音などを十分に伝えるのは困難です。動画を活用すれば、化粧品のテクスチャーや家電の便利な機能などを短い時間で直感的に理解してもらいやすくなります。

顧客が商品に興味を持ち立ち止まるきっかけが増えるため、結果として購買率の向上が期待できるでしょう。視覚と聴覚の両方に訴えかけることで、商品の魅力をより効果的に引き出せるのは電子POPならではの強みです。

ただし、実際の売り場はBGMや店内放送も鳴っているので、音声が聞き取りにくいケースも多々あります。そのため、音を出さなくても内容が伝わるように「大きめのテロップ(字幕)」を入れる動画制作の工夫をすると、より効果的な売り場づくりが可能になります。

情報の差し替えが容易で最新情報を発信できる

キャンペーンの切り替え時期に、古い紙のPOPを一枚ずつ剥がして新しいものを貼り直す作業はとても大変です。電子POPを活用すれば、そうしたアナログな作業の手間を大幅に省けるでしょう。

とくにクラウド型を導入した場合は、パソコンの操作一つで全店舗の表示内容をほぼリアルタイムに切り替えることも可能です。タイムセールの時間帯に合わせて表示内容を変更するなど、その場の状況に応じた柔軟な情報発信も難しくありません。常に鮮度の高い情報を顧客に提供しやすくなるため、売り場の活気の維持にもつながるでしょう。

スタッフによる接客業務の負担を軽減できる

人手不足に悩む店舗にとって、スタッフに代わって商品の説明をしてくれる電子POPは頼もしい存在となります。

電子POPが商品の基本的な特徴やよくある質問に答えてくれるため、スタッフはより専門的な相談やレジ対応に集中しやすくなります。来店した顧客にとっても、店員に声をかける心理的なハードルがなくなり、自分のペースで情報を集められるという利点があります。

接客の質を落とさずに業務効率を向上させる仕組みとして、電子POPは効果を発揮する可能性があります。

メリットの観点 紙のPOPでの課題 電子POPによる解決策
表現力 静止画と文字だけで情報量が限られる 動画と音声で直感的に魅力を伝えられる
業務効率 印刷や貼り替えの手間がかかる データの入れ替えだけで瞬時に更新できる
接客負担 すべての質問にスタッフが対応する必要がある 基本的な説明を自動化しスタッフの負担を減らせる

電子POPを店舗に導入するデメリット

便利な機能がたくさんある一方で、導入前に知っておくべき注意点も存在します。メリットばかりに目を向けてしまうと、実際の運用段階で思わぬつまずきを経験するかもしれません。

ここでは、電子POPを取り入れる際に考慮すべきデメリットを解説します。

機器の購入や運用にコストがかかる

電子POPを使い始めるには、紙の印刷代と比べて大きな初期費用が発生する傾向があります。

ディスプレイ本体の購入費用に加えて、クラウド型を選ぶ場合は月額のシステム利用料や通信費が継続して必要になります。また、機器を設置するための専用スタンドや盗難防止用のワイヤーなどの備品代や、見栄えの良い動画コンテンツを外部に依頼する制作費も考慮しなければなりません。

しかし、長期的な視点(TCO:総所有コスト)で見ると、紙のPOPで継続的に発生していた印刷費、各店舗への配送費、スタッフによる貼り替えの人件費などを大幅に削減できるメリットがあります。初期費用だけで判断するのではなく、数年単位での費用対効果が見合うかどうかを、あらかじめ社内で慎重にシミュレーションしておくことが重要です。

電源の確保や設置スペースが必要になる

電子POPを稼働させるためには、安定した電源の供給が前提条件となります。

商品棚の近くにコンセントがない場合は、延長コードなどを這わせる必要があり、売り場の見栄えが悪くなる恐れもあります。また、小型とはいえディスプレイ本体の厚みやスタンドの幅があるため、陳列する商品のスペースを少し削らなければならないケースも出てきます。

バッテリー駆動の機種もありますが、定期的な充電作業がスタッフの新たな負担になるため、電源周りの環境は事前にしっかりと確認しておく必要があります。

デメリットの観点 具体的な課題 導入前の対策案
費用面 機器代や月額の通信費、動画制作費がかかる 予算を決め、費用対効果のシミュレーションを行う
設備面 コンセントの確保や配線の処理またはインターネット回線の契約と、電波を飛ばすための「Wi-Fiルーター」の準備が必要になる 設置予定場所の電源環境やWi-Fiなどのインターネット環境を事前に確認する
空間面 機器の厚みで商品陳列スペースが狭くなる 邪魔にならない小型サイズや適切な専用什器を選ぶ

店舗に最適な電子POPを選ぶポイント

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さまざまな機器の中から、自社の店舗にぴったりの一台を見つけるにはどうすればよいのでしょうか。用途に合わない機器を選んでしまうと、運用が煩雑になり結局使われなくなってしまうこともあります。

ここでは、購入前に確認しておきたい選び方のポイントを二つお伝えします。

設置場所に適した画面サイズを選ぶ

まずは、機器をどこに置いて何を伝えたいのかを明確にし、それに合わせた画面サイズを選択しましょう。狭い棚の間に無理やり大きなディスプレイを置くと、商品が隠れてしまって本末転倒になってしまいます。

前述の通り画面サイズにはバリエーションがあるため、設置場所から顧客までの距離と伝えたい情報量を基準にして適切なサイズを絞り込むことが大切です。また、一般的な四角い画面だけでなく、商品棚のレール部分にすっぽり収まる「シェルフ(棚前)サイネージ」のような特殊サイズの活用も、陳列スペースを圧迫しないため非常に効果的です。導入前に厚紙などを指定のサイズに切り取って売り場に当ててみると、設置後の圧迫感をリアルに想像できます。

運用体制に合わせて更新方法を選ぶ

日々のコンテンツ更新を誰がどのように行うかによって、選ぶべき通信方式が変わってきます。

店舗ごとにスタッフが独自のコンテンツを用意する運用であればスタンドアロン型、全国の店舗で統一したキャンペーンを展開する運用であればクラウド型が適しています。どちらが合うかは、更新頻度と管理体制を照らし合わせて判断しましょう。

店舗のインターネット環境の有無や、パソコン操作に慣れた担当者がいるかどうかを考慮して、現場に無理のない運用方法を選ぶとよいでしょう。

確認するポイント 検討内容 具体的なアクション
画面サイズの選定 どこに置き、どの距離から見せたいかを決める 実物大の紙を売り場に当ててサイズ感をチェックする
更新方法の決定 誰が、どのくらいの頻度でデータを入れ替えるか確認する 店舗のネット環境とスタッフの作業負担を考慮して方式を選ぶ

まとめ

この記事の要点をまとめます。

  • 電子POPは特定商品の前で動画や音声を使って魅力を伝える小型の販促ツールである
  • 通信環境や更新の頻度に応じてスタンドアロン型とクラウド型から適切なものを選ぶ
  • 導入によって訴求力の向上やスタッフの接客負担軽減といった効果が期待できる
  • 運用には初期費用や電源確保といった事前の環境確認が重要となる

電子POPの導入は、売り場の表現力を豊かにし、顧客との新しいコミュニケーションを生み出す可能性を秘めています。自店舗の状況に合った機器を上手に活用して、魅力的な売り場づくりを始めていきましょう。


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